コーヒーの専門家であり人気YouTuberである岩崎泰三さんが、ポストコーヒーとコラボした「体験BOX」の第二弾!
今回は【焙煎による味の違い】が楽しめます♪
すべて同じ「タンザニア」の豆を、それぞれ「浅煎り」「中煎り」「深煎り」で焙煎してくれています。
泰三さんのYouTubeチャンネルでは、何と!焙煎の時の様子も見れちゃいます!!
焙煎の知識はないですが…見ているだけでも楽しい(^^)飲む前にみるとワクワク感がUPします♪
さっそく飲み比べ
ややわかり辛いですが、液体の色も綺麗にグラデーションになりました!
浅煎り(シナモン~ミディアムロースト)
明るい色合いに、豆の硬さも感じる焙煎具合です。
最初に感じたのが、スイートレモンっぽい酸味!フルーティというよりは、香ばしい印象。
複雑なフレーバーの有機酸の共演
フレーバーノート:レモングラス/ウォーターメロン/ライム
付属パンフレットの解説より抜粋
冷めてくると、酸味が立ってきました。確かに甘いレモンからライムっぽい感じになるかも。 冷めた時には「焼きいも」の香りを感じます。匂いは甘くなるのに、飲んだ時の味は「酸味」が立つので不思議な感じ♪
香ばしさも増して、後口が「ポン菓子」「もち麦」になりました!!!
中煎り(ハイ~シティロースト)
お豆はこんな感じ。ほんのりコーヒーオイルがつく程度の焙煎度です。
口に入れた瞬間、ぶわっと口の中で香ばしさが膨らみました。美味しい!!
まるで「オペラ座の怪人」のナンバー「♪ファントム・ジ・オペラ」で、怪人が歌い出した瞬間のよう。一気に膨らんだ香ばしさに包み込まれるように引き込まれます。
ほのかな苦みが顔を出すバランスの美学
フレーバーノート:アーモンド/カルダモン/アプリコット
付属パンフレットの解説より抜粋
一口めはアプリコットなんてあるかな?と思ったのですが、冷めてくるとまろやかな酸味が顔を出しました。これがアプリコットでしょう。フレーバーの判別までは出来ませんでしたが、温度帯で表情が変わるコーヒーは楽しいですね(^^)
深入り(フルシティ~フレンチロースト)
この、ツヤツヤに輝くコーヒーオイルが深入りの証!!
口にいれた時に、「うぉぉぉ~」と唸りたくなるキレのある苦み。普段ここまでの深入りを飲むことがないので「ガツン!」ときます。高カカオのチョコレートの苦みを感じます。
技術洞察力が問われる芸術的領域
フレーバーノート:ダークチョコレート/レーズン/ブラックペッパー
付属パンフレットの解説より抜粋
レーズン…は、感じられなかったな…。フレーバーノートをみてから味わうと、スパイシーさに意識がいきました。ブラックペッパー、、なるほど。
深入りのコーヒーは、甘いものと一緒が美味しいです♪余談ですが、「ピーチ味ののど飴」を食べた後に飲んだところ、ブラックペッパー感が格段にアップ!!!なぜ!?笑
深入りはやはり、重厚な男性コーラスのイメージ。今回は飲むと「レ・ミゼラブル」の「囚人の歌こと、Work song」が脳内再生されました。笑
まとめ
〇焙煎度で味が変わることは、もちろん知っていました。でも、改めて「同じ豆」を「違う焙煎度」で味わってみると、やっぱり面白い!! 普段売られている豆も、同じ素材をどう調理するか、という焙煎士さんの意図がある…と見方が変わりそう。
〇「浅煎り」「中煎り」「深入り」それぞれ全く違う味ですが、共通して感じたのは「香ばしさ」でした。これが今回の「タンザニア」のお豆の特徴なのでしょうか。 違いを探すのも楽しいですが、共通点を探すのもまた、面白さですね。
〇今回の見比べた「違いがわかる!体験BOX <焙煎編>」は、体験BOXの第二弾です。(第一弾は精製編でした。ブログ書き始める前に飲み終わってます(><)) コーヒーには飲み比べてはじめて分かる魅力がた~くさんあります!!第三弾も楽しみですね♪
※個人的には、ハニープロセスの段階別の見比べがしてみたいです!!!
※あくまで私個人の見解であり、実際のコーヒーや産地、お店と舞台作品は一切関係がありませんのでご了承ください。
追記
後日、泰三さんがご自身のチャンネルに「飲み比べ」動画をアップされていました。 こちらもぜひチェック!!
次の体験BOXは【国編】でしたね。
コーヒー75g×3種
パンフレット